ひとこと


ね あなたは憲法を お読みになりましたか

前文はすばらしい詩のようです
九条はしっかり構築された小説のようです

この憲法に守られて
 私は踊りの道を選び 
好き勝手に創りたい踊りをつくって
長い間踊ってきました
もう少しの間 
踊っていたいと思います

私の親の世代は自分たちの命とひきかえに
 この憲法を私たちに与えました
今 
私の孫ともいえる幼い生徒たちにも自分の好きな道を選び
 歩いていってもらいたいと切実に願います

戦争への怯えや恐怖や悲しみや嘆きを与えるのではなく
 きっちりこの憲法を守り通して平和な世界を渡したいと考えます

日本は一度でもこの九条のめざすところへ歩もうとしたことはあるのでしょうか

                              藤田佳代 

 
                     
軍隊によって国民の生命や安全を護れないことは
世界最大の軍事力を有するアメリカが
9・11の「テロ」を防げなかったことからも明らかです。

また
戦争は
戦前の日本をみるまでもなく
人権と民主主義を破壊するものでもありです。
各種の世論調査では「9条を護れ」という声は国民の6割に達しています。

この国民多数の声を結集し、憲法改悪をともに阻止しましょう。

                               小松浩
                                                   
なぜ殺さなければならないの!
なぜ殺さなければならないの!
教えて下さい その答えを
答えのない内に 殺されるのは
いつも私たち その答えを
恒久平和を誓った憲法前文
武器をもたぬと誓った9条
殺し合いは ここには無い
こう答えよう 私たちは
手を取りあう 弱いものは

河東けい

武力による紛争の解決を放棄し
戦力を持たないことを定めた憲法第九条は
戦後日本の人々みんなの願いであり
今も日本の最も誇らしい宝だと思います。

                               曽根ひろみ




                              
敗戦で焦土と化した日本。
私たち国民の生活向上と経済の復興・発展を成しとげることができたのは
憲法九条があったればこそではありませんか。
安保条約のおかげではありません。

                                中島淳

戦争はしない、軍隊は持たない     
世界中に、そう言って、60年やってきた。
60年も続いたんだから、これからだって
このまんまやっていけるはずじゃない。
武器は、身を守るもの。
その考えが、ハロウィーンの夜、
一人の日本の少年の命を奪った。
いまさら、丸腰になれ、とは言えないが、
使うな!とは言えるはず。
憲法9条の、いのちを守りたい。
                                                
小山乃里子




私は、1922年(大正11年)生まれ
いつの間にか年を重ね
気づいたら82歳にもなっていました。
先日(2004年12月19日)
ルミナリエの見物客でごった返す三宮のセンター街東入口で
阪神淡路大震災の死者6433人の追悼法要案内のビラ配りをしました。
私の所属する「被災者ネット」の手作り市民追悼会も
高齢化が進み10年目の2005年1月17日が最後になります。

10年ひと昔といいますが
未曾有の大都市災害も年を追って風化し
忘れられて
快くビラを受け取ってくれる人は殆どありませんでした。
私はこの若者の群像の流れの中で
60年も昔の戦争を知る人が殆ど無いんだと思いました。

アメリカの理不尽なイラク攻撃が続き
罪もない住民がファルージャでは六千人も殺されました。
名目は何であれ日本の自衛隊はすべからく引き揚げるべきです。
憲法九条を無視し
平然と外国の戦場に兵士を送ることなど犯罪として
許せないと私はおもうのですが・・・

街を行く群衆のわけても若者の表情は、
決して明るいものではありませんでした。
第二次世界大戦の前夜の雰囲気に似てくるようにおもいます・・・
            
                               橋本幸子



戦争は音もなく忍び寄ってくるのです。
少女時代から見てきた戦争への歩みを考えますと
先ず「愛国心」を養う教育から始まります。
国歌斉唱、国旗掲揚を義務付けることも関係があります。
自分の国を愛することは大切です。
けれどもはじめは誰でも「当然だ」と思うことから巧妙に始めるのです。
そして徐々に「戦争」へと導いていくのです。
その「巧妙さ」を私はクリスチャンの目線で「しっかりと」見てきました。

今こそ全国的にひろがっている「九条の会」をもっと広げて行き、
「憲法九条」がどんなに崇高なものか
これこそ原爆の投下を2度も受けた日本だからこそ
誇りを持って世界に言えるのではないでしょうか。
「憲法九条」こそが人類が
この地球という「星」で生き残る最後の砦だと思います。

                                海野光子



日本国憲法には、守り育ててゆくべき大切なことがたくさんあります。
自由や平等なども手入れを怠ると侵害されてしまいます。
世界中の人々が
平和に生きる権利もそうです。
九条は、
私たち国民の掌中の玉として守り育み
世界に拡げなければならない大切な宝です。
                      
                                山根良一



2005年10月2日

代表者 呼びかけ人9名


■海野光子
    関西・歌舞伎を愛する会世話人
    元毎日放送アナウンサー
    元カナディアンアカデミー日本語教師
    日本キリスト教団神戸栄光教会会員


■河東けい
    俳優・演出家


■小松 浩
    立命館大学法学部教授


■小山乃里子
    ラジオ・パーソナリティ
    元市会議員


■曽根ひろみ
    神戸大学国際文化学部教授


■中島 淳
    神戸芝居カーニバル実行委員会事務局長


■橋本幸子
    被災者ネットワーク代表世話人
    元神戸女子短期大講師


■藤田佳代
    舞踊家


■山根良一
    弁護士、元兵庫県弁護士会副会長

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